理学療法士が監修する大阪府池田市の児童発達支援・放課後等デイサービス ソラーレ神田のサイトです。
発達性協調運動症とは?
発達性協調運動症(Developmental Coordination Disorder;DCD)は、知的障害や神経疾患(脳性麻痺・筋ジストロフィーなど)がないにもかかわらず、協調された運動スキルの習得や実行が著しく困難で、日常生活や学校生活に影響が生じる状態です
よく見られる症状
- 粗大運動と微細運動の両方またはいずれかにおいて不器用さが目立つ
- 例:よくつまずく・転ぶ、ボールのキャッチが苦手、自転車に乗れないといった粗大運動
- 例:はさみ・鉛筆・箸の扱いが不正確、字が書けない・遅いといった微細運動
- 日常生活や学業、遊びへの支障が継続的に見られる
- 3〜5%前後の子どもに見られる比較的多い発達障害の一種
原因と診断
- 中枢神経系の機能に由来するとされ、親のしつけや運動不足が原因ではない
- DSM‑5(米国精神医学会)やICD‑10(国際疾病分類)に基づき診断
- 他の知的・視覚障害、脳性麻痺などによる影響では説明できないことが前提
- 幼児期からの協調運動の困難が継続することが必要条件です
影響・リスク
- 自己肯定感の低下や学習環境への適応不安が起こりやすい
- 運動を避け、肥満や生活習慣の乱れにつながることもある
専門的な支援と運動療育の役割
小児分野に強い理学療法士が監修する運動療育は、DCD支援にとって非常に効果的です。以下のアプローチで、子どもたちの成長を支えます。
粗大運動と微細運動の両面からアセスメント
個別の運動プログラムを作成・実施
「できた!」経験の積み重ねと自己効力感の向上サポート
まとめ
発達性協調運動症(DCD)は「不器用」に見えても中枢神経の機能による特性で、
努力不足ではありません。
早期に気づき、専門家による運動療育や支援を受けることで、子ども自身の
生活の質(QOL)や将来の可能性の向上
につながります。貴施設では理学療法士の監修の下、個別最適なプログラムでお子さまを丁寧に支援いたします。
参考動画
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