高齢者の膝関節(変形性膝関節症)

パーソナルトレーニング

高齢者の膝

かなり変形しています。

私が老人保健施設で仕事をしていたころ要介護高齢者の膝はこんな変形している方が多くみられました。

立位では完全に膝が伸びない。

介護保険で「要支援」と判 定される病気で最も多いのが変形性膝関節症 なんですね~。

これが家事援助が必要になる要支援の原因であり正体です。

多くの介護費用を増大させ 、医療費もこれに多くを割いている。
運動不足による 肥満、重度のO脚やX脚 、下肢筋力低下が原因としてあげられます。

これを単なる老化現象と捉えていいものだろうか?

変形性膝関節症の多くは下肢の筋力低下と適正体重をオーバーしていることが

元凶!長年の生活習慣の末起こったもの。

高齢のご婦人に多い。

また、大体がぽっちゃり型の体型の方が多い印象。

最も有効な治療は 運動療法!

変形性膝関節症の多くは軽度で、日常生活上の注意や保存療法で様子を見ます。と、同時に適切な下肢の筋力増強トレーニングを行い、日常生活での動作指導のアドバイスを行います。要するに保存療法が主となります。

具体的には関節の動きを広げる可動域訓練や、太ももの筋肉を鍛える筋力トレーニング、関節に負担がかからない範囲でのwalkingや水中エクササイズなどがあげられます。

運動療法が世界基準のエビデンスを持つ方法なのだが、、

以前、順天堂大学の黒澤先生の論文をなんどか読んで、私も確信してたのですが、なかなか標準的治療として運動療法が日本国内では盛り上がっていないような気がして不思議である。相変わらず、整形外科は多くの高齢者で列ができ、駐車とお薬で全然よくなっているところを見たことがないのは私だけではないと思うが、、、以下の本をお勧めします。

我国も、いろんな事情があると思うが、真剣に健康について、自分自身で身を守って行かなければならない時代に来たと言えそうですよ。

他力本願ではこれから生き延びれません。

正しい情報と選択が求められます。

順天堂大学 黒澤先生の本です。
お勧めです。

 

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