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肥満防止にウオーキングは適切か?

肥満防止にウオーキングは適切か?

ウオーキングを推奨しているが、果たして、ウオーキングのみで痩せることは可能であるのか?

答えはノーである。

 

ウォーキングは手軽で特別なトレーニングを必要とせず手軽である。
しかしウォーキングの運動強度は非常に低いため、かなりの時間ウォーキングしなければ体脂肪は燃えない。

 

例えば体重60kg の人が、時速約4キロのスピードで歩いた場合、10分間で消費するエネルギー量はおよそ30キロカロリーとなる(厚生労働省の健康日本21より抜粋)

 

これに対し1kg の脂肪のエネルギー量は7000キロカロリーです。

 

これをウォーキングだけで消費しようとすると約40時間歩かなければなりません。

 

この数字を見るだけでも体脂肪を減らすのは非常に大変です。

次にランニングはどうでしょう?

 

ランニングをするとカロリー消費量は2倍ぐらいになると思われますが、それでも長時間の運動が必要となります。

 

ウォーキングやランニング、水泳などは有酸素運動ですが、かなり痩せにくい類の運動かもしれません。

 

それに対し筋トレは筋肉量が増えることにより基礎代謝が上がり、それがエネルギーを消費してくれるため、普段運動をしていない時間にも自然に消費が増加します。

 

例えば食事をしていたり、寝ている時、また仕事をしている時も筋肉は増えた分だけ基礎代謝として消費されるので、エネルギーの量は増えます。

筋トレの方がはるかに体脂肪を減らす効果が認められます。
皆さんも筋トレも積極的に行っていきましょう!

 

しっかり柔軟体操をはじめと終わりにすることを忘れないでくださいね。

 

hamachamp

ブログ管理者プロフィール詳細

1993年4月1日〜1995年3月31日 箕面市入職
箕面市立障害者福祉センターささゆり園
早期療育事業、老人保健法に基づく機能訓練事業
1993年4月1日〜1995年3月31日
早期療育事業、老人保健法に基づく機能訓練事業

1995年4月1日〜1996年3月31日
箕面市役所健康福祉部地域保健課勤務
地域リハビリ、老人保健法に基づく機能訓練事業、訪問指導

1996年4月1日〜2003年3月31日
箕面市立病院リハビリテーションセンター勤務
病院急性期、リハビリ病棟、地域(機能訓練事業)、早期療育に従事

2003年4月〜2006年3月31日
箕面市立介護老人保健施設勤務
老人保健施設での入所、通所リハビリ担当

2006年4月1日〜2009年3月31日
箕面市立病院リハビリテーションセンター勤務 主任理学療法士
急性期リハビリ担当、回復期病棟

2009年4月1日〜2015年3月31日 · 箕面市立病院訪問リハビリテーション事業所勤務
                サービス事業責任者
介護保険での訪問リハビリ提供

2015年4月1日から現在
箕面市役所健康福祉部高齢福祉室 参事
介護保険、総合事業、訪問指導、住宅改修、介護予防事業等に携わる。

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