子供の身体能力の低下が著しい
と言われている。
外での遊びが少なくなったことや
ゲームなど家での遊びが多く、子
供の活動性が低下していることが
原因として挙げられる。
身体機能が特に発達される幼少期のこの
時期に、積極的に外で遊ぶなど刺激を受
けなければ、その後身体能力の発達に大
きな悪影響をもたらす。
昔は親からは、遊んでばかりいないで
勉強しなさい!と言われたが、今は逆に
家で閉じこもってゲームばかりしないで
お外に出て遊びなさい!
である。
社会構造の変化によって子供の生活も
振り回される。
子供もたまったものではない。
今は子供の運動能力は2極化が進んでいるように感じる。
子どもの発達に問題意識を持つ家庭の子
供は、積極的に体を動かすスポーツなど
の習い事をさせ、問題意識のない家庭の
子はほぼ放置状態である。
これにより特別に身体能力の高い
トップアスリートが出てくる可能性もあれば、極端に運動発達に問題を生じている子供も一方で生じる。
これからの時代、身体発達は遊びで培われることが期待できないため、今はお稽古ごとのようにスポーツを習うなど一定の投資が必要となってきている。
ますます身体機能の格差が広がることが懸念される。
今はスポーツも塾みたいな感覚である。
体操の家庭教師が流行っていたり、
今までの習い事とは違った運動特性を
用いた塾に近いスポーツ教室も増えている。
また細分化されて来ており、特化型のスポーツ教室も増えている。
運動能力を向上させるためには、
発達のゴールデンエイジと呼ばれる幼少期にいかに多くの良い感覚入力をしたかによってその後の身体能力に影響及ぼし続ける。
幼少期の非常に重要な時期に、できるだけ子供に投資してあげたいものである。いちど身に付けた能力は、死ぬまで消えないものである。そう考えるとこの時期の子供への投資は安いものである。今後ますます子供の体操教室が旬のビジネスになると予測している。
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