介護予防の話
高齢者に1日8,000歩から10,000歩
歩きましょうとよく話をする。
しかしほとんどこの歩数は達成できていない。
頭でわかっていても体が分かっていないのである。
要するに習慣化されたものとして体が歩きたいと言う状況になっていない。
身体的に言えば血や肉にまだなっていないのである。
ウォーキングと言う行動そのものが非常に快適な刺激であることがわか
れば、おのずと毎日の習慣で歩かなければ気持ちが悪くなったりする。
私はもう3年間10,000歩以上の歩行をしている。
私は1万歩を日々の職場への通勤だけで達成できている。
ちょうどいい距離に家と職場がある。
成人の歩く速さで1時間歩くと大体8000~1万歩は歩ける。
徒歩出勤は非常に健康的な活動なのである。
毎日出勤で10,000歩稼げると言う
発想でお得感がある。
昨今、自治体で健康維持のためにウォーキングやラジオ体操を推奨しているが、何でもかんでもポイントやスタンプラリーで何か物もらったり…モチベーションの持って行き方がちょっと違う。
ほんとに歩いて健康になることを実感すれば、お金ではない非常に価値あるものを手に入れることができる。
これに気づいていただきたい。
私の知り合いは毎日腕立て伏せを100回しないと気持ち悪い男がいるがよくわかる。
風呂に入らずに寝たり、歯磨きしないのと同じような不快感があるようだ。
ウォーキングハイ状態に持ち込めばしめたものである。
きっと歩かないことの不快感と言うよりも、歩きたくてしょうがない状態になるだろう。
そちらの方向で各自治体も誘導できれば最高である。
歩きながら何かを考える
歩きながらイヤホンで勉強する
好きな音楽を聴きながら歩く
街の景色を眺めながら妄想にふける
歩くことで精神的にも非常に前向きになれ、生きるエネルギーが湧いてく
る。朝と夕方2回に分けて30分× 2 = 1時間のウォーキングを繰り返すだ
けで非常に体調もよろしい。
実践あるのみ!
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